こどもの城近辺にあるショップ『モーハウス』は授乳服のパイオニアとして10年前にオープン。店内にはお母さんと子供達がくつろげるような空間があって、ほっとします。出産女性を応援するイベントも毎年秋に開催されています。そのモーハウスの代表・光畑由佳さんに起業のきっかけと10年に渡るモーハウスの歩み、今後の予定などを語ってもらいました。
「授乳は我慢するのではなく、楽しく!」という啓蒙からスタートしました!光畑由佳さんインタビュー
代表の光畑由佳さん
(ペンペン)モーハウスを創めたきっかけを教えてください。
(光畑由佳さん)「11年前になるかしら。生後1ヶ月の次女を連れて、自宅のつくば市から立川まで出かけた時の出来事がきっかけです。中央線の中でお腹をすかせて泣かれてしまい、やむなく電車の中でブラウスのボタンをはずして授乳。周りを見回してはっと気づきました。母乳を外で気軽に与えることができない、母乳だからと外出を我慢してしまう人がいる。では道具つまりテイストで解決したらどうかしらと思い立って作り始めたのが授乳服です。」
発想の転換ですね、素敵です。では一番苦労した点、また成功の理由をざっと教えてください。
「作ったところまで良かったのですが、商品を出しても『確かに便利だけど、私は我慢するからいらないわ』と言う人が大半でした。
つまりは子育て中は我慢して当たり前という常識なんだなあ、と痛感。そこで出産育児を楽しんでもいい、産後のライフスタイルを変えたい、という思いから
イベントも開始しました。マスコミ等の取材も受けるようになり徐々に広まって、10年が過ぎましたね。
先駆者というのは大変なものですね。ではなぜ表参道という場所にショップを出したのですか?
「授乳服を、都内でも気軽に見てもらえる場所を作りたかったのです。その場所として、ウィメンズプラザやこどもの城、クレヨンハウスなど、子どもがいる母親を応援する施設がある青山を選びました。大人の街でもあること、街を行きかう様々な世代の人たちに、子連れでの仕事風景を見てもらうことも、メッセージの発信になると思いました。」
授乳服ずらりの店内
子供靴などのチャイルド商品も
店内を見回すと、お母さんや子ども達が気楽に入ってくつろげるような空間を提供していますね。服を提供する上で気をつけていることは何でしょうか?
「赤ちゃんが泣いたらすぐに授乳できることが大事。ボタン等のステップがなく素早く授乳できる服にこだわっています。また素材の肌触りや着心地にも心を配っています。」
出産女性たちを応援するイベントはいつからで、その目的は?成功したワークショップ(人気のあるもの)は何でしょうか?
「活動を始めた翌年頃には始めています。98年か99年頃ですね。出産、育児はたいへん、我慢しなくちゃ、という意識を変えるのが目的でした。できるだけ楽しく、を伝えてきてよかったですね。当初から行っている「出産ショー」「授乳ショー」は今でも人気です。授乳ショーは、愛・地球博でも4ステージ開催しました。」
今年の秋の
コレクション1
今年の秋の
コレクション2
授乳ショーは見ていて楽しいですね。応援イベントで得たもの、参加者からの反響はいかがですか?
「授乳ショーに関しては、『授乳ってこんなに簡単なんだ』『こんなに自然にしていいんだ』と、気がついてくださる方が多いです。こうしたイベントを繰り返すことで、お産や育児に対する意識が少しずつ変わってきましたし、私たちもこうした情報発信が求められていることを感じてきました。」
オススメする店員さんもモーハウスファン
店員さんの中には、子供連れも!
授乳情報って、そうそうないですよね。本当に、パイオニアなんだなあと感心してしまいます。では今年の応援イベントの予定を教えてください。
では最後に今後のモーハウスの活動展開予定について教えてください。
「モーハウスの活動を始めてからこれまでで、お母さんたちのライフスタイルはかなり変わってきたし、授乳服の必要性も認知されました。今後は、授乳服のパイオニアとしての経験を生かして、より質の高い授乳服を作っていくことが大きな目標です。
また、もうひとつの方向として、これまでの子連れ出勤等の経験を生かし、子連れ勤務を考えている企業への支援や、セミナーやワークショップを通じて女性に向けてのライフスタイル発信をしていきたいと考えています。」
モーハウス
本社;つくば市山中480-38 TEL 029-851-7373 FAX 029-856-7755
青山SHOP 渋谷区神宮前5-52-2青山オーバルビル1F TEL 03-3400-8088
営業時間 10:00~19:00(年中無休・臨時休業あり)
※営業カレンダーはホームページをご覧下さい。
http://www.mo-house.net/