【たぬレポ】 ワークショップコレクション11 in シブヤ
~文化庁メディア芸術祭受賞作品と子どもとのコラボ現場を取材たぬ~

2015.09.03

8月29日(土)、30日(日)に渋谷で開催された世界最大級のこども創作イベント
「ワークショップコレクション11 in シブヤ」の取材に行ってきたぬよ★

ワークショップコレクションとは、渋谷にある取り壊し前のオフィスビル二つをまるごと会場にしたビッグな親子イベントたぬ。
造形、絵画、サイエンス、映像、環境、デジタル、音楽などのワークショッププログラムが約100種類も集まったぬよ!

今日はそのワークショップコレクション11 in シブヤのスペシャルプログラム「ロボットのお絵かき教室」のワークショップを取材してきたぬから、レポートするたぬね☆

【たぬレポ】ワークショップコレクション11 in シブヤワークショップコレクション11 in シブヤ 渋谷TODビル会場

こちらがワークショップコレクション11 in シブヤの渋谷TODビル会場たぬ!壁にはたくさんのペイントが・・・・。なんだかスゴイことになってるたぬーーーー!!

【たぬレポ】ワークショップコレクション11 in シブヤ

ココ、元々はオフィスビルたぬ。でも今日は子どもたちの為に、1階から10階までぜーーーんぶがワークショップの会場に大変身したぬ!


ワークショップコレクションの会場の壁、床、天井、空間全部を開放!

館内に入ると巨大なペイントがどどーーーーん!!と目立つたぬね!

【たぬレポ】ワークショップコレクション11 in シブヤ

こちらは「#BCTION」というアートイベントとのコラボワークショップたぬよ!!

「ロボットのお絵かき教室」を見学!

入口からド派手なワークショップが開催されていたぬけれど、各ワークショップの会場は館内の各フロアーで行われたぬよ。
スペシャルプログラム「ロボットのお絵かき教室」会場は2階!一体どんなワークショップになるのかワクワクするたぬ~!

【たぬレポ】ワークショップコレクション11 in シブヤ

「ロボットと子ども達がコラボレーションするワークショップ」

会場には、第15回文化庁メディア芸術祭のアート部門新人賞を受賞した『SENSELESS DRAWING BOT(センスレスドローイングボット)』が登場して、子ども達と一緒に絵を描くワークショップを行ったぬよ!

一日二回のワークショップは予約制で、取材した日の回では、事前に応募した子ども達がたくさん会場に集まっていたぬ。

『SENSELESS DRAWING BOT(センスレスドローイングボット)とは?
SENSELESS DRAWING BOTは、スプレーで描画する”自律生成型ドローイングマシン” 。アーティスト、やんツー+菅野創 による作品。
改良した電動のスケートボードの上に、「二重の振り子運動」を伴うスプレーを描画する装置が設置されている。スケートボードが左右に移動していく中で、二重の振り子が大きく揺れながら、想像もつかない描画を行っていく。
振り子運動の中で生まれる自然な線画と、ロボットが作り出す不可思議な動き方が組み合わさり、有機的で作者の想定も越えるドローイング作品が生まれていく。

SENSELESS DRAWING BOT from yang02 on Vimeo.

子どもとロボットとのコラボレーション!

「今日の先生はロボットです!」と、子どもたちに挨拶したのは、このセンスレスドローイングボットの産みの親、アーティストのやんツーさんたぬ。

【たぬレポ】ワークショップコレクション11 in シブヤ

【たぬレポ】ワークショップコレクション11 in シブヤ

まず最初に、ロボット先生のお絵描きを拝見したぬ!

壁を左右に動くスケートボードのスピードが想像以上に早いかったぬ!
あと、振り子の運動がダイナミックだったぬねぇ・・・!!!
たぬも子ども達も釘付けだったぬよ。
ロボット先生のお絵かきには拍手と歓声が沸き起こっていたぬ。

ワークショップスタート!

こちらがお絵描きの道具、スプレーたぬ!明るい色が多かったぬね!
普段の学校のお絵かきには使わないので、子どもたちは興味津々だったぬよ。

【たぬレポ】ワークショップコレクション11 in シブヤ

子ども達は2組に分かれて、白いカベに向かって様々な色のスプレーで絵を描いていくたぬ。

【たぬレポ】ワークショップコレクション11 in シブヤ

最初は遠慮がちだった子どもたちも、どんどん夢中になって描いていくたぬ。

【たぬレポ】ワークショップコレクション11 in シブヤ

やんツーさんは、子どもたちに、スプレーを使った描き方のポイントを教えていたぬよ。

【たぬレポ】ワークショップコレクション11 in シブヤ

高いところや低い所、線を引いたり、塗ってみたり、みんな思い思いに描いていくたぬね〜!

最後の仕上げにはロボットが登場!

【たぬレポ】ワークショップコレクション11 in シブヤ

子ども達が描いたペイントの上を、ロボットがシューっとブルーのスプレーで描いていったぬ!

【たぬレポ】ワークショップコレクション11 in シブヤ

何度見ても振り子の運動で作られた線画は不思議なもので、子ども達も静かに見守っていたぬよ。

完成しましたぬ!

こちらが完成作品たぬ!!

【たぬレポ】ワークショップコレクション in シブヤ

参加した子ども達も、滅多にない経験で楽しそうだったぬね〜!

アーティスト、やんツーさんにインタビュー

今回のワークショップコレクション11 in シブヤの参加にあたって、やんツーさんにお話も聞かせてもらいましたぬ。

センスレスドローイングボットが生まれた背景を教えてください。

センスレスドローイングボットは、2011年9月に開催された「アキバタマビ21」のグループ展に出展する為に作ったのが最初でした。同じ年に開催した第15回文化庁メディア芸術祭では、アート部門の新人賞を頂きました。
私は以前から「ストリートアートとグラフィティ」を作品制作の研究テーマにしていて、その文脈に乗っかって作った作品です。

渋谷などでもよく見る、グラフィティライターがスプレーを使って描く線は「タグ」と言って、自分の名前を都市に書きつけたものです。グラフィティライター達が夜な夜な街を徘徊して「俺は此処にいたぞ」という自己主張をしているものなんです。
ですが、グラフィティに対してリテラシーがない人が見ると、その「タグ」を見てもただのグシャグシャした線にしか見えない。グラフィティライター同士だったら読めるのですが、普通の人達は読めないものなんです。そこに矛盾が生まれていると感じて作品を作りました。
街の「タグ」が、自己主張をしても誰も読めないものならば、人間がやる必要もないのでは?とも考えました。そこで、自律して動くグラフィティのロボットが描いても成立するのではと思い、コラボレーターの菅野 創と一緒に、センスレスドローイングボットを作りました。

菅野 創さんとの共同制作のこと

私は自律したグラフィティのロボットを作りたいというアイデアを持っていて、仲間の菅野は二重振り子使って何か作りたいというアイデアがあって、それが形になったのがこの二重振り子のドローイングロボットなんです。
菅野は岐阜の情報科学芸術大学院大学[IAMAS]出身で、私は多摩美術大学大学院出身です。彼とは同じ時期に大学院を卒業しているのですが、お互いに修了制作の作品を色んなコンペに出していたら、必ず上位者の中にいつも菅野の名前があって、作家活動をする中でライバル的な存在でした(笑)。でも、自然と仲良くなって、こうして一緒に作品を作るようになりました。

ワークショップコレクションで、こども達とコラボすることになったきっかけは?

ワークショップコレクションからオファーを頂き、子どもと何か一緒にできないかという企画の相談を受けたところから始まりました。実は2013年の「メディア芸術祭富士の国やまなし展」の関連ワークショップで、子どもとのコラボ企画があったのですが雪で中止になってしまったのです。。今回はそのアイデアが実現できて良かったと思っています。

子どもとのコラボレーションについてどう思いますか?

小学校の低学年の子どもたちが、描きたくても思い通りに描けない「センスレス」な感覚で描いた絵と、ロボットが描き出す意図がないながらも、パッとみたら意図的で有機的な線画が、それぞれ重なったらとても面白いと思いました。
以前から、人間とロボットのコラボレーションは面白いと思っていて、六本木のアートイベントで友人のライブペインター、Houxo Queくんとライブセッションをしてもらったことがありました。
ペインターとロボットが同時に絵を描いていくのですが、お互い掛け合いのようなライブペイントになりました。人間のペインターがすごくかっこよく描いた絵に、ロボットが無慈悲にその上に絵を描いていったりもする(笑)。ライブでは人間とロボットの間で自然とコミュニケーションも生まれていましたね。とても興味深いセッションとなりました。

今後、センスレスドローイングボットが活躍する場を教えてください。

今回のお絵かき教室で活躍してくれたセンスレスドローイングボットは、実は二台あります。
一台は今、スイスとフランスの国境近くにあるドイツの街のギャラリーで展示されています。今年の10月には二台揃ってベルギーのモンスという街で開催される芸術祭にセンスレスドローイングボットを出展する予定です。
また、センスレスドローイングボットとは別のコンセプトで制作した新しいドローイングマシンのシリーズがあって、そのうちの一台は、今、六本木の2121デザインサイトで開催されている企画展「動きのカガク展」(2015.9/27まで)で展示中です。今、僕たちが注目している「人工知能」を搭載しているドローイングマシンなんです。
それと 、別バージョンのマシンを初台にあるNTT インターコミュニケーション・センター [ICC]で開催中の「オープン・スペース2015」というグループ展(2016.3/6まで)に出展中です。

【たぬレポ】ワークショップコレクション11 in シブヤ

最後に、たぬも記念撮影に入れさせてもらいましたぬ!
皆さん、おつたぬさまでした〜!!!

9月9日締切、第19回文化庁メディア芸術祭作品募集中たぬ!

最後に!注目たぬ!!
やんツーさんも出品したメディアアートの祭典、文化庁メディア芸術祭の作品応募の締め切りが間近に迫っているたぬよ!
読者の皆さんも応募してみないたぬか?

募集作品の部門は4部門たぬ!
アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガたぬ。
応募資格は、プロからアマチュアまで幅広く、自主制作や商業作品を問わず「メディア芸術作品」を募集しているたぬ!
優秀者上位には、賞金の授与もあるたぬよ!

締切は2015年9月9日(水)日本時間18時必着たぬ!応募概要は下のリンクページを確認してたぬね。 第19回文化庁メディア芸術祭作品募集、募集概要ページ

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