国立新美術館にて 第19回文化庁メディア芸術祭受賞作品展 始まる!2月14日まで

2016.02.04

毎年この時期恒例となっている文化庁メディア芸術祭
ただいま、六本木の国立新美術館を中心に「第19回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」が開催されています。入場料は無料開催期間は2月14日(日)までとなっているので、お早めにご来場ください!

第19回文化庁メディア芸術祭受賞作品展第19回文化庁メディア芸術祭受賞作品展

第19回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展
会期:2016年2月3日(水)~2月14日(日)
会場:国立新美術館、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、スーパー・デラックス、セルバンテス文化センター東京/各会場の周辺地図
開館時間:
国立新美術館(10:00〜18:00 金曜は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで)
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(2016年2月6日(土), 7日(日), 11日(木・祝)のみ開催。上映スケジュールはこちら)
スーパー・デラックス(19:00〜22:30 2016年2月3日(土), 4日(日)のみ開催。※開場は開演の30分前から/事前申込制)
セルバンテス文化センター東京(15:00〜16:00 / 18:00〜19:00 2016年2月4日(木)のみ開催。※事前申込制)
入場料:無料 ※全てのプログラムは参加無料です。
主催:文化庁メディア芸術祭実行委員会
公式ウェブサイト http://festival.j-mediaarts.jp
※関連イベントの申込方法はプログラムによって異なります。詳細は公式ウェブサイトでご確認ください。

4,417作品の応募の中から決定!第19回文化庁メディア芸術祭受賞作品

文化庁メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門の中で優れた作品を称えるメディア芸術の総合フェスティバルです。 今年は世界87の国と地域から4,417作品の応募があったそうです。各部門の受賞作品は、国立新美術館を中心に周辺の4会場にて無料で見ることができますよ!

第18回文化庁メディア芸術祭始まる!国立新美術館にて2月15日まで第19回文化庁メディア芸術祭受賞者、功労者の方々。

国立新美術館 は表参道駅の隣「乃木坂」駅からすぐ!

文化庁メディア芸術祭受賞作品展のメイン会場となる国立新美術館は、東京メトロ千代田線乃木坂駅の6番出口から直結です!表参道駅からひとつ隣の駅なので、表参道からのアクセスもとても良い美術館なのです!


それでは、文化庁メディア芸術祭各4部門の大賞作品からご紹介しましょう!

国立新美術館は乃木坂駅からでも行けます!

エンターテインメント部門大賞『正しい数の数え方』 岸野雄一

『正しい数の数え方』第19回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門 大賞 『正しい数の数え方』 岸野雄一
ⓒ2015 Out One Disc

音楽家、俳優、講師など多岐に渡る活動をしている岸野雄一さんが上演するエンターテインメント・ショーです。
『正しい数の数え方』作品概要
「子どものための音楽劇」というこのライブパフォーマンス作品は、楽器演奏、歌、演劇、人形劇、アニメーション映像など、様々な表現で構成されています。会場内には明治時代の芝居小屋・見世物小屋のような懐かしい空間が作られているのでワクワクしますよ!受賞作品展の開催期間は、連日『正しい数の数え方』の上演が行われるので、ぜひご覧ください!
※『正しい数の数え方』は15時から1時間のショーを行います。また、ゲストを招いたトークショーも開催します。詳しくはこちらのページをご確認ください。

『正しい数の数え方』受賞した岸野雄一さんも衣装で登場し、作品のプレゼンテーションをしました。

アート部門大賞『50 . Shades of Grey』 CHUNG Waiching Bryan

『50 . Shades of Grey』第19回文化庁メディア芸術祭アート部門 大賞 『50 . Shades of Grey』 CHUNG Waiching Bryan
ⓒ2015 Bryan Wai-ching CHUNG

『50 . Shades of Grey』CHUNG Waiching Bryan さん。アート部門の展示は知的で大人の雰囲気のする作品が多かったです。

香港出身の作者CHUNG Waiching Bryanさんによる、プログラミング言語を使用した視覚的な作品。
『50 . Shades of Grey』作品概要
CHUNG Waiching Bryanさんは、この作品でテクノロジーを通して過去を振り返り、歴史から学ぼうと考えたそうです。テクノロジーを使って芸術に取り組んだアーティストとしての集約と語る意欲作。ぜひご覧ください。

アニメーション部門大賞『Rhizome』 Boris LABBÉ

『Rhizome』第19回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門 大賞 『Rhizome』 Boris LABBÉ
ⓒSacrebleu Productions

文化庁メディア芸術祭の中でもアニメーション部門は特に応募数のある部門。昨年は587作品の応募でしたが、今年は823作品と年々増えています。その中から見事に大賞を受賞したアニメーション作品がこちらです。
『Rhizome』作品概要
フランス出身のBoris LABBÉさんによる作品。この短編アニメーションは、緻密なドローイングで表現された抽象的な形態が、時間をかけて少しずつ増殖されていく内容になっています。これらのドローイングは、インディアンインク(墨)や水彩、紙を使って表現されていて、コンピューターを使い複雑な繰り返しのシーンを作り出しているそうです。
会場内では『Rhizome』の上映と合わせて、アニメーションで使われている原画の展示も行っています。宇宙を感じるような神秘的なアニメーションをお楽しみください!

『Rhizome』Boris LABBÉ さん。『Rhizome』の製作は一年かかったそうです。


マンガ部門大賞『かくかくしかじか』 東村 アキコ

『Ingress』第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門 大賞 『かくかくしかじか』 東村 アキコ
ⓒAkiko HIGASHIMURA/SHUEISHA

女性版「まんが道」を描いた東村アキコさんの自伝的作品。絵画教師である恩師との数々な思い出と、東村さんの高校生活からマンガ家デビューまでの道のりを描いた、笑いあり、涙ありのマンガ。
『かくかくしかじか』作品概要
東村さんが第一話を描き始めた時、マンガの恩師へメッセージが湧き出てきたということで、生意気で迷惑をかけてしまった時代を思い出しながら、懺悔する気持ちで全5巻を無我夢中で描いていったそうです。作品に出てくる「描け」というキーワードは、読み手にも語りかけているように感じますね。


『Rhizome』東村 アキコさん。展示スペースのパネルに直筆のイラストが描かれています。

『Rhizome』会場では『かくかくしかじか』などの受賞したマンガを、手に取って読むことができますよ。


続いてはエンタメ大好きのまあやが注目した作品もご紹介しますね!

エンターテインメント部門新人賞『ほったまるびより』 吉開 菜央

『ほったまるびより』第19回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント新人賞「ほったまるびより」 吉開 菜央
© NaoYoshigai

ダンサー・映像作家の吉開 菜央(よしがい なお)さんが監督した初映画作品。
『ほったまるびより』作品概要
吉開さんは、従来の映画製作であるような「脚本」を書かなかったそうです。その代わりに、各シーンを140枚に及ぶ紙芝居で構成し、台詞のない「絵と音だけの映画」として作り上げました。映画で登場する「女の子のからだ」と、その「動きから生まれる音」の表現は、監督がダンサーであるからこそ生まれたものだといえるでしょう!
映画では古民家に住む女性と、そこに隠れ住む4人の踊り子たちが登場します。彼女たちが織り成す不思議で躍動的な映像美は、皆さんもきっと引きこまれると思います。

『ほったまるびより』吉開 菜央さん。上映スペースでは、シーンの紙芝居の原画や撮影写真の展示、写真集や本映像作品のDVDの販売も行っています。

監督の吉開菜央さんに少しだけインタビューができました!

まあや:作品を拝見しましたが素晴らしい完成度ですね。どの位の製作期間で撮ったのでしょうか?

吉開さん:2013年に原案を考えてからほぼ半年で作り、撮影は2014年5月から開始して同年7月には完パケしました。今回の文化庁メディア芸術祭に出品した『ほったまるびより』は、2014年に撮影したものを2015年に再編集した作品です。

まあや:二ヶ月間の撮影で完パケは凄いですね!また、映像では「音」の描写がとても印象的だったのですが、特に意識したことはありますか?

吉開さん:私が映像作品を作るときは「音楽」を使わずに「音」にこだわっていました。この作品でも「音」を意識して撮っていたのですが、今回は初めてプロの音効さんの北田雅也さんにお任せできたことがとても大きかったと思います。
録音は東映のスタジオで行いました。映画で使われている音は、スタジオで映像に合わせてダンサーがからだを動かして、そのときに出たリアルな音を使っています。また作品の中に出てくる「水の音」も、素敵な音に仕上がっているのでぜひ聞いてください!

まあや:最後に、吉開さんのようなダンサーが映画監督として作品を発表することは珍しいと思うのですが、周りの映画監督さんなどからどのような作品の感想がありましたか?

吉開さん:面白い映像表現を追求する姿勢でずっとつくってきて、そうした作風をどうやったら映画に落とし込めるのか、『ほったまるびより』でチャレンジしたのはそこでした。同世代の周りの映画監督の方は、そのチャレンジを非常に面白がってくれています。自分にとってその反応は最初は意外だったのですが、やはり皆さん作り手なので、創意工夫に貪欲なのだと思います。わたしも、いろんな映画監督に触発されますし、誰かに変にカテゴライズされないで、一緒に高め合っていけたらなあと思っています。

まあや:どうもありがとうございました!

エンターテインメント部門審査委員会推薦作品『東巨女子』

『東巨女子』 松 宏彰/岡村 靖弘/金谷 尚和/石田 洋平/吉村 瞳 ©PIECE OF TOKYO

「東京の街に巨大な女性が出現した!?」そんな変わった映像やビジュアルに驚くのですが、作品の中でマイペースにその世界を生きている女性の魅力にも釘付けになります。
『東巨女子』を製作したのは、テレビCMなどの広告企画、制作を行っているTYOグループのクリエイターが集まった「PIECE OF TOKYO」というプロジェクト。
作品のクオリティの高さと、謎めいたこのプロジェクトに興味を持った私はインタビューを依頼!『東巨女子』のクリエイティブディレクター 松 宏彰(まつ ひろあき)さんにお話して頂きました。貴重な製作背景の内容も必見です。
『東巨女子』 松 宏彰/岡村 靖弘/金谷 尚和/石田 洋平/吉村 瞳

『東巨女子』クリエイティブディレクター 松 宏彰さんにインタビュー!

まあや:エンターテインメント部門審査委員会推薦作品に選ばれたご感想をお聞かせください。

松さん:『東巨女子』は当初、インターネット上でゲリラ的に公開した作品群です。それがオーガニックな反応から話題になり、今回の推薦作品選出がさらに国内外から 注目していただけるきっかけとなることを、大変嬉しく思います。
クライアントのいない自主作品であるにもかかわらず、積極的にジョイント、協力していただいたスタッフやキャストの皆さん全員で勝ち取った成果です。

まあや:『東巨女子』を製作した「PIECE OF TOKYO」プロジェクトとはなんでしょうか?ご活動のコンセプト、主要メンバー、ご担当を教えてください。

松さん:世界からさらに注目を集める大都市・東京の魅力を、クリエイティブな視点と “映像力”によってさまざまな映像・ビジュアル作品として表現、国内外に発信していくプロジェクトです。
「PIECE OF TOKYO」という名前には、東京の持つ多面的かつカオティックな魅力の欠片=「PIECE」という意が込められており、それらの欠片が組み合わさっていくことで「今」の東京が見えてくるというコンセプトです。
プロジェクトメンバーはTV-CM 等の広告企画・制作を展開し、TOKYO の都市コードをその名に持つTYOグループのクリエイター達。クリエイティブディレクターの松 宏彰、岡村靖弘を中心に、東京の新たなビジュアル表現に取り組んでゆきます。

まあや:映像作品『東巨女子』を作ったきっかけを教えてください。また発表後の反響など、印象に残った視聴者の感想がありましたら教えてください。

松さん:「PIECE OF TOKYO」の企画会議でまず、 岡村さんから『東巨女子』というワードと「東京に佇む巨大女子」というワンビジュアルが出てきました。一同「これは、いけるかも」と思いました。だって、世界から注目される東京の魅力「女子」「街の風景」に加え、日本が世界に誇る「特撮」というキーワードまで入っているのですから。
まずはじめの三本は、特撮マニアの松が演出。シンプルにわかりやすく、しかし特撮ファンがこだわるツボとフェチズムにはきちん と応えるよう、合成の精度とアングルにはこだわって作成しました。
2015年6月10日正午のサイト公開直後、パブを一切打っていないにも関わらず、国内外の情報サイトで取り上げられ、6/19にはYahoo!トップページに。 6/30 には「ZIP!」(日本テレビ)で紹介されるなど、一気に話題化。海外、特にアジア圏やフランスなど、ジャパンカルチャーに注目する国からの反応が良いことにも驚かされました。また、海外でパロディ動画が作られたり、ツイッターで歓喜する方々がいたりと、「巨大女子需要」の高さにも驚かされました。

まあや:今後も『東巨女子』の発表予定はありますか?公開が決まっていましたら時期や拝見できる媒体なども教えてください。

松さん:今後も『東巨女子』シリーズは継続していく予定です。新作は春頃に公開できると思います。 また「PIECE OF TOKYO」としては『東巨女子』以外の新コンテンツも制作進行中でして、これまた違った東京の魅力の切り取り方が楽しめると思いますので、ご期待ください!
『東巨女子』新作および新コンテンツはすべて、公式サイト (piece.tokyo/)にて公開予定。「PIECE OF TOKYO」公式ツイッター(@PIECEOFTOKYO)でも告知しますのでチェックしてみてください。

まあや:どうもありがとうございました!


店名 国立新美術館
営業時間 企画展:10時~18時(入館は17時30分まで)※会期中の毎週金曜日は20時まで(入館は19時30分まで)
公募展:10時~18時(入館は17時30分まで)※美術団体によって、観覧時間が異なる
定休日 毎週火曜日
(祝日又は振替休日に当たる場合は開館し、翌平日休館。ただし、2016年5月6日(金)は開館。)
※2016年は、5月3日(火)、8月16日(火)は開館いたします。
設備維持管理及び年末年始[2016年12月20日(火)~2017年1月10日(火)]
住所 東京都港区六本木7-22-2
アクセス 東京メトロ千代田線「乃木坂」駅 青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
都営大江戸線「六本木」駅7出口から徒歩約4分
東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から徒歩約5分
TEL 展覧会に関するお問い合わせ:03-5777-8600 (ハローダイヤル)
URL http://www.nact.jp/
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