ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」六本木 森アーツセンターギャラリーにて開催中

2016.09.01

暑い暑い東京の夏!注目の夏のイベントは、まだ開催されていますよ!

表参道のお隣、六本木ヒルズの森タワー52階、森アーツセンターギャラリーでは
ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」が開催中です。

ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」六本木ヒルズにある森アーツセンターギャラリーへは、TOHOシネマズ 六本木ヒルズの隣からお入りください。

ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」52階まで上がると森アーツセンターギャラリーの入場口があります。

「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」は、ルーヴル美術館が監修する特別展で、ルーヴル美術館の魅力を漫画で伝える「ルーヴル美術館BDプロジェクト」の作品や資料など、書き下ろしの新作も含めた約300点を展示しています。

フランス語圏(フランス、ベルギーなど)では「バンド・デシネ」という独自の漫画があり、子供から大人まで親しまれています。フランスでは漫画(バンド・デシネ)を9番目の芸術として位置づけられており、1973年より、ルーヴル美術館ではフランス内外の著名な漫画家とコラボレーションをし「ルーヴル美術館BDプロジェクト」として作品を発表しています。

総勢16名の漫画家が描いた想像力を刺激するルーヴル美術館の世界を、ぜひお楽しみください!
東京会場は、9月25日(日)まで開催中です!

ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」
【東京会場 会期】
2016年7月22日(金)− 9月25日(日)※会期中無休
【開館時間】
10:00~20:00 ※最終入場19:30
【東京会場】
森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
東京メトロ 日比谷線「六本木駅」1C出口 徒歩0分(コンコースにて直結)
都営地下鉄 大江戸線「六本木駅」3出口 徒歩4分
都営地下鉄 大江戸線「麻布十番駅」7出口 徒歩5分
東京メトロ 南北線「麻布十番駅」4出口 徒歩8分
【アクセスマップ】
電車や車でのアクセス方法
【観覧料】
一般 1,800円、高・大学生 1,200円、小・中学生 600円
【お問い合わせ】
03-5777-8600(ハローダイヤル)全日8:00―22:00
【主催】
ルーヴル美術館、フジテレビジョン、東映、小学館集英社プロダクション、森アーツセンター
【協賛】
ブランディア、ユニリーバ、大日本印刷
【後援】
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、J-WAVE 81.3FM


会場レポート

「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」の展示は、主に三つの章に分けて紹介されています。

第一章では、ルーヴル美術館の「表の顔」に焦点を当てた作品を展示しています。
ルーヴル美術館を代表する作品「サモトラケのニケ」と漫画がコラボレーションしたインスタレーションも大変見ごたえがありますよ!

ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」展示会場に入るとすぐ目に飛び込んでくるのがこちら!「サモトラケのニケ」のインスタレーション。漫画原稿が舞う中に女神像が立っています。

谷口ジロー『千年の翼、百年の夢』

フランスでも人気がある谷口ジローさんの作品『千年の翼、百年の夢』。ルーヴル美術館BDプロジェクト第11作目の作品で、2014年に刊行されました。

ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」谷口ジロー『千年の翼、百年の夢』(小学館)展示ブース

【あらすじ】日本人漫画家の主人公がスペインで開催された国際マンガフェスティバルに参加した後、美術館巡りの為パリへ。ルーヴル美術館に立ち寄る。前日に熱を出していた男は、ドゥノン翼半地下の古代彫刻を眺めている最中に、再びめまいに襲われ気を失ってしまう。気が付くと男は、ある女性に話かけられて意識を戻した。「ルーヴル宮の守り人」と名乗るその女性は、ルーヴル美術館は夢と現実の間にあると言う。女性に案内されるまま、美術館の夢と現実、表舞台と裏舞台を行き来することになる。

第二章 ルーヴル美術館の裏側、異次元の世界

続いて第二章では、ルーヴル美術館の「裏の顔」に注目したミステリアスな世界を表現した作品を展示しています。

フランスのバンド・デシネ作家、マルク=アントワーヌ・マチューさんの『レヴォリュ美術館の地下―ある専門家の日記より』は、ルーヴルBDプロジェクトの第2作目の作品です。
白と黒で統一された展示エリアには、鏡がディスプレイされ、現実と非現実が交錯するような不思議な空間に演出されていました。

ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」マルク=アントワーヌ・マチュー『レヴォリュ美術館の地下―ある専門家の日記より』(大西愛子訳、小学館集英社プロダクション)展示ブース

【あらすじ】主人公の男は美術館の実態を調査する専門家。レヴォリュ美術館の地下を調査研究する為、助手と共に美術館へ入る。深く大きすぎるレヴォリュ美術館と、そこに貯蔵されている美しい美術品を調査するが、何千日かけても一向に終わることはなかった。作品の舞台となるレヴォリュ美術館の「レヴォリュ」は、「ルーヴル」のアナグラムから作られた美術館名でルーヴル美術館をモチーフに、シュールな世界観を表現しています。

松本大洋『ルーヴルの猫』

人気漫画『花男』『鉄コン筋クリート』『ピンポン』でお馴染みの松本大洋さんの作品『ルーヴルの猫』の展示もとても素晴らしかったです!こちらの作品は現在、ビッグコミックオリジナル(小学館)にて連載中です。

ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」松本大洋『ルーヴルの猫』(小学館)展示ブース。

【あらすじ】ルーヴル美術館の閉館後、誰もいなくなった館内には猫の影が?!美術館の屋根裏に人知れず、ひっそりと猫が暮らしていた。ルーヴルが美術館になる前から集まるこの猫たちは、群れの掟を守りひっそりと暮らしていたのだ。しかし、ある一匹の白猫が掟の決まりを守らずに人間たちの世界に出てしまった。ルーヴル美術館でガイドをしている女性のセシルがこの白い猫を目撃し、次第に館内で見かける不思議な猫たちが気になっていく。

荒木飛呂彦『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』

私が最も注目したのがこちらの展示作品!「ジョジョの奇妙な冒険」の作者でお馴染みの荒木飛呂彦さんの作品『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』です。ルーヴルBDプロジェクトの第5作目の作品で、2009年に発表されました。ジョジョの主要な登場人物でもある岸辺露伴が主役になった作品です。

ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」荒木飛呂彦『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(集英社)展示ブース。

【あらすじ】漫画家のデビューを目指している岸辺露伴が、新人コンテストの原稿を書くために祖母が経営するアパートに二ヶ月間住むことになる。そのアパートに住む女性の藤倉奈々瀬と出会う。彼女をスケッチしたことがきっかけで二人は親しくなっていく。ある日、露伴は彼女をモデルにした漫画を見せると、奈々瀬は激昂し姿を暗ましてしまう。10年後、露伴は友人たちとの会話の中で、かつて一緒に住んでいた奈々瀬が話していた『山村仁左右衛門』という人物が描いた「この世で最も黒い絵」の話のことを思い出す。ルーヴル美術館に今も収められているという「この世で最も黒い絵」の真相を確かめるべく、露伴は一人フランスへ行くことにした。

日本の漫画とバンドデシネ、9つの違い

こちらのコーナーでは、日本漫画とフランス語圏の漫画、バンド・デシネの違いを解説していました。 日本の漫画家は世界的にみても製作がとても早く、膨大な作品を生み出すそうです。作家とアシスタントとの分業作業で製作が効率化されていることもあるようですが、一方でバンド・デシネの作家は基本的には一人での製作がほとんど。発表のペースも一年にアルバム一冊という人も珍しくないとか。こうした漫画文化の違いも大変興味深かったです。

ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」展示で紹介されている作家さんのアトリエも写真で紹介していましたよ!

坂本眞一『王妃アントワネット、モナリザに逢う』

第三章では、ルーヴル美術館と名作の普遍性に焦点をあてた作品が展示されています。ルーヴル美術館の開館は1793年。その前は、フランス国王フィリップ2世が1200年頃に要塞として建てたルーヴル宮殿が基礎になっているそうです。こうした800年以上の歴史を見守り続けている美術館の過去や未来を、漫画家が自由な発想で描いています。

坂本眞一さんが書き下ろした作品『王妃アントワネット、モナリザに逢う』のインパクトが凄かったです。悲劇を表現したという血しぶきが付いたモナリザの描写に、多くの人たちが立ち止まっていました。

ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」坂本眞一『王妃アントワネット、モナリザに逢う』(集英社)展示ブースにて。

【あらすじ】ルーヴル美術館の展示作品の中でも最も有名な「モナリザ」。レオナルド・ダ・ヴィンチがフランスで亡くなってから「モナリザ」は、太陽王ルイ14世の元に渡り、18世紀にはヴェルサイユ宮殿に所蔵された。フランス革命の悲劇の女王、マリー・アントワネットも「モナリザ」をきっと目にしたであろう。革命後には、皇帝ナポレオンが自身の寝室に「モナリザ」を飾っていたという。血の歴史を見守り続けてきた名画が時代を超えて社会に問いかけ続けることとは。

フォトパネル

展示の最後には、各漫画作品が「コマ」におさまっているフォトパネルが設置されていました。中央のコマから顔を出して撮影できる仕掛けになっていましたよ。

ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」

お土産コーナー

来場の記念にお土産はいかがでしょうか?展示されていた作品も書籍として販売されていましたよ!

ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」荒木飛呂彦さんの『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が販売されていました。日本語版とフランス語版の二種類。

ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」展覧会図録。2,700円(税込)

ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」人気のスイーツ店「リベルターブル」とのコラボレーション。9種類の焼き菓子詰め合わせです。3,510円(税込)


店名 森アーツセンターギャラリー
営業時間 展覧会ごとに異なる
住所 東京都港区六本木6−10−1 六本木ヒルズ森タワー 52F
アクセス 東京メトロ「六本木駅」 1C出口 徒歩0分(コンコースにて直結)
TEL 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
URL http://www.roppongihills.com/facilities/macg/
地図

掲載店舗の情報は、最新の情報と異なる場合があります。ご来店の際は、念の為、店舗へ直接ご確認することをお勧め致します。
万が一、掲載情報に誤りがありましたら、恐れ入りますが、編集部までご連絡を頂けると助かります。

たぬプロフィール

たぬスタンプ

オンラインショップ

  • キャラクター・スタッフ紹介
  • これキャラ

    ももんずさんどうぃっち

ページの先頭へ