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| 担当: | 特派員 |
| 趣味: | 未解決事件や都市伝説研究 |
| 好物: | グミとかラムネ等のケミカル的な駄菓子なんか、もうゾクゾクしちゃうっ |
| 好きな場所: | 竹下通りは嫌ですな |
| 好きなもの: | 臨時ニュースないし緊急報道特別番組 |
| 嫌いなもの: | 話の中での軽い半疑問・語尾上げ、一般人が色々コメントする映画CM、他 |
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『楽多爺乃の!ここでちょっと奇妙な物語♪』短編集より -迎えの着信- ~
おっ? 携帯、電池切れやがった。
むぅ・・、昨日満タンにしたばかりなのに。 取りあえず帰ったら、充電しないと。
かなり今日、やたらと非通知の電話がかかってきてたせいだな。
えぇい、全くタチの悪いイタズラだ。
にしても。 これは近いうちに、新しい番号に変更した方がいいなぁ。
参ったな。 ・・道、間違えたかな。 いつの間にか知らない所に来ちまった。 ・・何かやけに
リュックが重い・・。 そういえば、こんな街灯のない道なんて、あったっけ。
まったく、人っ子一人いないし。
しかし、何だかここって… ・・あれっ。 また非通知着信だ。
たく、ホントホントしょうがないな。 ・・ちょっと一度出てやるか。
「はい、もし も
追伸:タテに読む
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興奮のうちにシャッターを切るまあや |
・・えーっと、前回の続きです。
前回は、まあやと楽多が思うままにスイーツパラダイスで飯をひとしきり食べた後、
ふと我に返って一息いれたところ、まででした。
しかし、私は気づいてしまったのです。 アンニュイな空気に包まれながら一息ついている
まあやを見て・・。
これはひじょーによろしくありません。 相手のペースに飲まれている・・!
一息入れると、たちまちにこの店内を彩るピンクの世界の住人になりそうです。 一瞬たりとも気は抜けないのであります、男達は。
いや、てゆうか俺らが勝手にそう思い込んでるだけという意見も、一方ではあります。 うん、言われなくても、分かってる。
ダメだダメだー。 まあや、食うんだっ。
私は休息もそこそこに、再び目の前の食べ物に手を伸ばします。
この店内で何もせず佇んでいたら、たちどころに押しつぶされてしまう。
言うなれば、ダメだ寝ちゃダメだ、寝たら体温が低下し死んで
しまう!というのと同じ感覚でしょうか。 意味が分かりません。
…でも、浮くなぁ。
もう、やりようねぇな。 普通に食えばいいんじゃね? だよなー?
←豪華なラインナップです。
「楽多、心してかかれ」
「そっちもな。・・グッドラック」
思い思いにデザートを取ってゆきます。
でも種類が多すぎるので、今この第一陣は適度に取るのみで、
それを平らげたのちに、第二陣として再び取りに来ればいいと思います。
いっぺんに山盛りに取る必要はないのです。 時間はまだ、ある。
・・って言ってるのに、二人ともついついケーキを取る手が休まらず、たちまち皿は定員オーバーの様相を呈しております。
心では取り過ぎだっつってんのに、手はその意に反して勝手に動いてしまう。 あれ、俺ってエイリアンハンド症候群だったっけか?
そんな疑問さえ浮かんでしまいます。
ケーキだけでなく、各種プリンやアイス、カキ氷まで
完備。
又、洋風デザートのみならず、和風もキチンと押さえているのが憎いところであります。
しかしこうも色々並んでいると、どいつもこいつも食わなければ、食わなかったやつが可哀そうみたいに思えて来るのを禁じえない。 そこで、はたと気づく訳です。
俺ら、食う量の配分、間違えてなくね?
最初の飯を、調子に乗ってハイペースで食いすぎて
しまったのだ。 これは、痛い。
食いたいのは山々なのだが、お腹いっぱいのコンディ
ションでデザートを食べても、食べてるというよりただ口に入れる作業みたいな、なんならただの罰ゲームになってしまう危険性すら、ある。
1480円払って、罰ゲームって! 考えられへん。
何故こうなってしまうのでしょう。 食べ放題に行くと、いつもこうだ。
これはひとえに、根が貧乏性なのがイケないんだ。 こんちくしょう貧乏性。
結局、志半ばで戦いを終える事に致しました。 つまり、全品制覇は出来なかったのであります。
周りをふと見渡すと、お皿を3枚も4枚も重ねている女の子は、ザラなのです。
どんな仕組みで、その量がお腹に入ってるのさ。
俺らはまだまだだな・・と猛省したのでありました。
ただ、それでも全品を制覇出来なかった方もいるかと思います。
又来ればいいんです。 たかが1480円です。
スキー場のレストランのカレーとかよりも全然安いはずです。 ピザーラのMサイズ頼むより
安いはずです。 回転ずし屋行けば、これ位簡単に食べちゃう値段です。
さぁ、お得感で言えばどちらがいいのか、もうお分かりですね。 竹下通りを通るなら、
SoLaDo(ソラド)原宿を確認する事を、お忘れなく。
スイーツパラダイスへ行くか行かないかは、貴女次第・・。
ただ皆さん。
今は5月。 もうすぐ、海の季節がやって来るという
事も、お忘れなく。
ビキニを着るか着ないかは、貴女次第・・。
お後がよろしいようで…(よろしくない)。
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いざ、ゆかん |
先日のまあや取材レポを受けて、いよいよ私もスイーツパラダイスの事をお伝えしようかと
思います。
私、スイーツの為ならこの命をも投げ出す覚悟がある事で、巷では有名であります。
でも、実際には投げ出しません。 大人だから。
或いは、目の前にスイーツの山と西山茉希が現れたならば、私は間違いなくスイーツの山を
選択する事でしょう。 そもそも西山茉希をあんまよく知らないから。
そんな次第で、まあや隊員とパラダイスへ突入することになった訳だが、しかし、一抹の不安が我々にはありました。
何故ならある情報によると、店内はピンクを基調にした艶やかな装飾に彩られ、とてもじゃないけど少なくとも野郎二人で出向く場所じゃないらしいからです。
でも行くしかねぇよ、というむやみな気概の元に、その先にどんな困難が待ち受けていようとも、我々は難攻不落のパラダイスへ果敢に立ち向かう決意をする運びとなりました。
2000円札を入れます。(ウィーン)
「大人」を選択します。(ポチッ)
券が出てきます。(ストン)
お釣りボタンを押します。(ポチッ)
そしてお釣りが出て・・来ねぇじゃんっ! お!?
むぅ・・。 早くもこんな所に巧妙なトラップが仕掛けられていたとは…。
まあやは、笑っております。
早々に時間をロスです。
店員が鍵で機械を開け、お釣りを取り出しようやっとで入店となりました。
食券には入店時刻が明記されており、その時間から70分がスイーツのパラダイスの恩恵を受けられるタイムリミットであります。
「お姉さん、これ入店時刻、今時間ロスした分差し引いといてね。」
私は、店員にそう通告する事を怠りませんでした。
「こ、これは、全部オレのもんやー!」
私は、声高らかに店内にそう宣言する事を忘れませんでした。
「いける・・俺はいける・・。」
いける、って何さ。
うーむ。 やはり今日は飯抜きで来た甲斐があったってもんよ。
ここぞとばかりに喰らってやるわい・・。 体が火照って来たわいや・・。
アナタどこの人だよ、という口調で、しかし且つ冷静な思考で、
どれを食うか迷う楽多。
まさに冷静と情熱のあいだ、であります。
実はご飯ものも、種類は豊富。
パスタやらカレーやらシチューやらサラダやら、
何でもこい。
まず、お皿と箸・スプーン類を棚から取って、食べ物の元へ。 ちなみにお皿は、盛った食べ物を食べ終える
度に新調します。
まあやはカレーに注目していたらしく、それに手を伸ばしております。
私と言えば、特に何ら考えておらず、というか基本的にNo Planまっしぐら、みたいな人生なので、目についた
もの手当たり次第に皿に盛ります。
飲み物もチョイスします。
ドリンクバーみたいなものですね。
私は、ここは男らしく「なっちゃんオレンジ」で行かせて
頂きます。
遂に出現、堂々たる昼食の面々であります。
この店が“食べ放題”というキャッチコピーを振りかざしている事も相まって、我々の心持ちもピークへ。
しかし何なんでしょうね、この“食べ放題”という言葉の持つ魔力は。 このフレーズさえあれば、我々みたいな貧乏人も金持ってる人もみんな寄って来ますからね。
マックにベンツで来る人もたまに見るし。 いや関係ないけど。
でもベンツ乗ってんのに、何もその足でマックって!
「(二人でハモりながら)いただきますっ」
幼稚園のお弁当時以来のいただきます斉唱ののち、我々は食し始めました。
まあやはもう、カレーをかき込むスピードが速すぎて、右手がブレております。
私も取りあえず、この後残っている仕事の事とか今後の日本の少子高齢化とかを一切棚上げして、おいしく
頂く事に致しました。
しかし食べている内、
「これ、あんま調子こいて食ってたら、デザートに辿り着く前に志半ばでくたばってしまわね?」
という疑念を抱き始めました。
我々は唐突にわれに返り、かき込む手を休め一息つきがてら、ふと店内を見渡してみるの
でした…。
つづく。
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